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ルール、マナー、法律のお話
ここではアニメ文化祭実行会主催のイベントではなく、広く一般的なマナーについて書いています。
イベントや主催者によってもルールが違ったりしますので、参加されるイベントのルールを順守していただくようお願いします。
それらを踏まえた上で、ルールにはどういった物があるのか、またどうしてそういうルールがあるのかを一緒に考えていただけたら幸いです。
たくさんの方が安心して楽しくコスプレを楽しめるために。
2 同人誌即売会
3 コスプレイベント
4 痛車イベント
5 インターネット
6 ロケについて
7 個人撮影会
疑問に思ったことあります?
1度は誰もが思ったことあるかもしれません。
長物規制だったり、コスしたままの来場が禁止されていたり、アクション行為の禁止・・・etc
コスプレイベントや、同人誌即売会には沢山のルールやマナーがあります。
そのイベント主催者様の考えや、会場、イベント内容によってもちがいますが、どういう理由でルールが作られているか
考えてみましょう。
ルールは誰のために?
ルールは主催者が楽しように、主催者が損しないように、主催者が管理しやすいように・・・
作られていると思って居る方々が大勢います。(残念なことです)
ですが、実際の多くの場合は「参加者」の為に作られていることを知っておいて欲しいと思います。
私のイベントに限らず、大抵のイベント主催者は「参加者」がより安全で安心して楽しめるように、あえて厳しいルールを課しているのです。
例えば・・・
良く聞く長物規制について紐解いてみましょう。
これはちょっと考えればわかりやすい一例になります。
コスプレ会場、特に同人誌即売会の会場は大変混雑します。
そのような混雑した人混みの中に長物(刀や槍等)を持ち込めば、大変な事故に繋がり兼ねません。
小道具は自分の手足とは違い、どこに傾くかどこにぶつかるかわかりません。
もし、模造刀が他の人の目にぶつかったら・・・
失明すれば、損害賠償4千万円程請求されることでしょう。
その場合告訴されるのは主催者ではなく、その道具を持ち込んだ参加者が加害者として扱われるのです。
もちろん主催者も、注意喚起が行き届いてないと処分を受ける可能性はあります。
ですが、刑事責任に留まる事でしょう。
民事請求は、全て加害者が賠償責任を負うのです。
アクション行為の禁止も同様です。
走り回ったり、例えばバク転なんてした日には、だれを蹴り飛ばしてしまうかわかったもんじゃありません。
間違って相手を骨折なんてさせた日には・・・言うまでも無い事ですね?
さて、動画撮影の禁止
これはちょっとわかりづらいルールだと思います。このルールの解釈は何種類かあります。
動画を撮影した場合、予想していなかった被写体が入り込む可能性大です。
撮影は、原則「被写体の方の合意」が必要とされていますので、
合意を得てない人物がフレーム内に入る事はあってはならない事です。
また、イベント会場内で流れているBGMが録音される可能性が高いです。
これは、私的録音の範囲を超えていますので、音楽著作権を侵害したことになります。
また、動画撮影している間は、被写体に何が起こるかわかりません。
折角ポーズを決めているのに、それ以外の部分、気が抜けている格好を撮影される事に繋がり兼ねません。
もちろん相手次第ではありますが、折角ポーズを決めてたのに、違う部分を撮影されるのは納得行かないと思います。
撮影中にくしゃみしてしまう可能性だってありますし・・・ね?
そのように、動画撮影は、音楽著作権の観点からも、被写体また予期せぬ被写体の名誉と肖像権を侵害することに繋がり兼ねません。
ルールというより常識的なマナーについても触れておきましょう。
なぜ、撮影するのに被写体の合意が必要なのか、またはネット掲載について了解を得なければならないのか。
コスプレイヤーは、大抵のかたは普段お仕事や学校に普通に通っている方々です。
中には知人に知られたくない、そう思って居る方が大勢います。
昔よりは大分世間に知れ渡ってきているコスプレですが、まだまだ一般の方々には偏見を持っている方が大勢います。
そのため、自信をもって全員が私はコスプレが趣味ですーとは言えない事情が多々あるでしょう。
それなのに、了解を得ないで撮影してしまうと、名誉毀損・肖像権の侵害として告訴されかねません。
また無断で掲載された方は、心に大きな傷を抱える可能性もあります。
体の傷は、病院いけば治ります。
心の傷は、病院行ってもなおりません。
ルールやマナーは、参加者同士が「安全で安心して楽しめる」その為だけに存在していると思って間違い無いでしょう。
折角の楽しい場ですから、自分が被害者や加害者にならないためにも、
常識的なマナー、そしてイベント時のルールは遵守するように心がけてくださいね?
同人誌即売交流会
同人誌即売交流会にもたくさんのルールやマナーがあります。
そのイベント毎に違う部分もありますので、必ず参加方法について書かれた物を読んでから参加しましょう。
同人誌即売交流会のほとんどはパンフレットの全員購入制になっています。
パンフレットを購入した人だけが会場に入れる、いわば入場券代わりになっています。
そのことも把握してから会場に向かいましょう。
1番に知っておいて欲しいこと
サークル参加している方々の事。
サークル参加している人たちは「お店」を出している訳ではありません。
通常は利益を得るために出店している方は殆どいませんし、居たとしても実際に利益が出ることは極まれな事です。
サークル参加している方々も、「スペース料」を払い「参加費」や「パンフレット購入」するなどして参加している方々です。
そういう状況ですから、一般参加の方々も「お客様」という意識は取り除いてください。
好きな作品の同人誌や小物を購入したりして「交流」するのがメインだと言えると思います。
ですので「交流会」と名付けてあったりします。
売る側にたいして「買う側の利権」を主張するのは辞めましょう。
売るほうも買うほうも「マンガ、アニメ、ゲーム、その他」を愛するファン同士です。
スケブについて
スケッチブックを持ち込んで渡すとその場で描いてくれるサービスをしているサークルさんも居ます。
その行為を「スケブ受付ます」等と書いていたりもします。
その際のマナーとしては「出品されている品物を購入」してスケブをお願いするのが常識でありマナーです。
何もそのサークルさんから購入せずにスケブを頼む人が偶に居ると聞いています。
スケブはあくまでサービスであり、それを売り物にしている訳ではありません。
頼む際には、まず購入することが第一条件です。
それ以外にも、時間帯を見てお願いしましょう。
閉会間際にお願いするのはもちろんNG。
たくさんスケブのバックオーダーがあるかもしれませんので、受付てもらえるかも最初に確認してからお願いしましょう。
また、基本的にはスケブをやっていないサークルさんのほうが多いので、むやみやたらにお願いせず「スケブOK」の掲示があるサークルさんにだけお願いするようにしてください。
スケブを受け取った際にはお礼をちゃんと言いましょう。
同人誌即売会においてのコスプレ
同人誌即売会はイコールコスプレOKではありません。
コスプレをしたい場合は事前にコスプレの可否と、その条件を確認してください。
そのイベントにより、コスプレ完全不可、コスプレはサークルさんのみ可、男性のコスプレ禁止(女性のみ可)、女装禁止、小道具の持ち込み不可、事前予約制などいろいろ制限があります。
当日に確認するのではなく、参加するか考えている段階でイベントのサイトを確認したりパンフレット(チラシ)を読んで確認しましょう。
イベント会場は大抵混み合っています。
友達同士で行ったりする場合は、待ち合わせ場所と時間をあらかじめ決めておきましょう。
会場内で携帯を鳴らしても殆ど気づきません、また大声で話すのはマナー違反ですので会場内での携帯使用は控えましょう。(会場によっては完全禁止のイベントもあります)
またはぐれた場合でも会場では放送をしてくれることはまずありません。その為、最初にも行ったように待ち合わせ場所と時間を確実に決めておくことが大切です。
コスプレイベント
コスプレイベントのルール(同人誌即売会でのコスプレも参考にしてください)
jまず最初に、常識的なマナーを記載します。
コスプレイベントの参加費はコスプレする人としない人で料金が違う場合も多いです。
大抵の場合コスプレする方が安く、コスプレしない方が高く設定してある場合が多いです。(逆もまれにあります)
その場合、コスプレするのが目的じゃなく撮影が目的なんだけど、参加費を安くしたいからという目的でコスプレ登録する人もいるようです。
そういう事をするのは非常識ですので絶対辞めてください。
1人やると真似する人もでてきますし、またそういう目的で参加したと指摘されたり騒がれたりして苦しい立場に追い込まれる可能性もあります。
主催側にばれたら追徴金を取られたり、へたすると退場させられたりしかねません。
ずるは良くありません。
決められたルールはきちんとまもって参加しましょう。
小道具の持ち込みや使用について
そのイベントによって小道具の規制が大きく違います。
小道具の一切持ち込み禁止や長さ制限等々。
もし小道具の規制が一切無い場合でも絶対に守らなければならないことがあります。
それは人を傷つける事につながる行為です。
小道具を使う場合、ポーズをとったりします。
そのポーズによっては他人にぶつかったりする可能性があることを十分に配慮しながら使用しましょう。
刀を振りかぶるポーズでしたら、前後左右に人が居ないかを確認するとか、とにかく周囲に気を付けましょう。
小道具の材質について
長物規制が無くても持ち込んでは駄目な道具の材質等がたくさんあります。
音のする物
花火などの火薬類
刃物または先のとがった鋭利な物
ガラスや陶器など割れやすい物
においのきつい物
液体
まず、火薬類に関しては消防法違反になる可能性が一番高いです。
場合によっては退場どころか逮捕となりかねませんので絶対持ち込まないでください。
音のする物については、音がなると周囲の参加者に迷惑ですし、施設によっては音のする物の持ち込む事事態が禁止の会場もあります。
その場合道具を没収されたり退場させらえたり、下手するとその時点で会場側からイベントの即時中止を言い渡されるかもしれません。
たった1人のマナー違反の為に、イベントが中止され2度とその会場でのイベント開催が無くなったりしないようにルールは守りましょう。
材料についてはケガの元になりそうな金属製の物や鋭利な物、会場や参加者に汚れをつけるような液体や食べ物などが大抵規制されています。
そして大事なのが撮影する側と撮影される側のマナー
場所の独占
ずっと同じ場所を確保して撮影し続けるのは辞めましょう。
入場料や参加費を払ったからといっても、場所を独占する事はできません。
限りある会場スペースを参加者全員で共有するためにも、他の人が使えない状況になっていないか、使っている時間や場所を十分考えながら撮影をしましょう。
だれかが順番待ちしているようでしたら「あと何分くらい使わせてください」等声をかけて撮影するのも良い配慮になると思います。
当然あと1時間〜とかは論外です。並んでいるようでしたら数分で交代してあげましょう。
被写体の拘束
ずっと同じレイヤーさんに延々とポーズをつけたり何十枚と撮影するのもマナー違反です。
直接の知り合いで事前にそういう撮影をすると話し合っていた場合は別ですが。
1人の人がひっきりなしに撮影していたらレイヤーさんも疲れますし、他に声かけたい人が声かけられなくなってしまします。
状況にもよりますが多くとも数枚程度で解放してあげましょう。
また、前記同様に同じ場所をずーっと占有することにつながらないようにしてください。
行動について
まず、作品の冒涜するような行為や言動は控えましょう。
その作品を大好きな人が見ている可能性が高いです。
自分が好きな作品を侮辱されたら誰だっておもしろくありませんよね?
また、大声で叫んだりするのもいけません。
一瞬何事が起きたかと振り返りますし、大変ご迷惑になります。
コスプレ以外の人も居るような特に屋外会場では格段と配慮が必要です。
マンガやアニメ事態が嫌いな人も中にはいるかもしれません。
コスプレを嫌悪している人もいるかもしれません。
コスプレイヤーが避難されるような態度、言動は厳に慎むべきです。
また、例えば会場が遊園地などの場合、できるだけ一般の方を優先して使うように配慮するのもコスプレイヤーの勤めであります。
「コスプレしている人って優しいしマナー良い人が多いよね」
そんな風に思ってもらえるようにしたいものですね。
撮影許可
初めての方であっても、何度か撮影をさせて貰っている方であっても撮影許可は貰いましょう。
そのときの状況により同じ方でも撮影をお断りしているかもしれません。
基本的にレイヤーさんは撮られたい為に参加しているのではなく、自分が楽しみたいからコスプレしているのだと理解しましょう。
掲載許可
ホームページ、ブログ、SNSなどインターネットのサイトに掲載する場合は撮影許可だけでなく掲載許可を取ってください。
撮影のみ許可で掲載は不許可の場合は、絶対に掲載しないようにメモを取るなどして管理しましょう。
その際、掲載するサイトアドレスなどを伝えるのがマナー的には良いと思います。
自分の名刺に掲載アドレスを記載して渡すのも良いでしょう。
更衣室の使い方
更衣室はたくさんのレイヤーさんが使います。
後で使う人も気分良く使えるようにゴミを放置したり、物を散乱させたり、汚れを付けたりしないように十分気をつけましょう。
自分の部屋以上に気を遣うくらいでちょうど良いかもしれません。
化粧など
化粧する際にも注意が必要です。
多くのイベントでは「スプレー類の使用禁止」「どうらんの使用禁止」「血糊などの使用禁止」されている会場が殆どです。
他人の衣装をよごしやすい物を使用したり、化粧室そのものや会場施設を汚すような物は使ってはいけません。
同様な表現をしたい場合でも色写りがしない物を使うなどしてください。
着替え、メイクは会場の更衣室で
まれに混雑、順番待ちを嫌い、ずるをしようとする方が居ます。
トイレでの化粧は絶対しては行けません。
イベント会場の下見は禁止
痛車イベントについて
痛車イベントにおけるマナーとルール
一般参加
まずどんなイベントでも共通することですが、イベントの公式サイトやパンフレットを事前に読んで参加方法などを確認しましょう。
イベントによってはエントリー者以外は車での来場が禁止になっている場合もあります。
その場合は公共交通機関を利用しましょう。
撮影したい車両があった場合、所有者の許可を取るかもしくはイベントによっては展示車両の撮影が許可なしでも可能な場合があります。
エントリー車両以外の一般駐車場に痛車があった場合、原則的にはそちらの撮影できないと思ってください。
一般駐車場での撮影を行えば、イベントの秩序が乱れる恐れがありますし、なにより他の一般の方の車両が写りこむ可能性が大です。
車両ナンバーの扱い
痛車エントリー車両のナンバーは取り外されたり、ナンバープレート隠しが装着されています。
ただし、準備の都合上やその他の理由でナンバープレートが確認できることもあります。
その場合、ナンバーがはっきりわからないように撮影するようにできるだけ配慮しましょう。
ナンバープレートは、個人を特定できる個人情報に他なりませんので。
車やバイクでの来場について(共通)
会場に車やバイクで来場する場合、マフラーの音がうるさくないか判断して来場してください。
一般の人から見てうるさいと判断されそうな場合は必ず消音対策をしましょう。
また痛車で来場するさい、入場開始時間に合わせて到着するように出発時間を調整しましょう。
会場周辺をぐるぐる走り回ったりして時間を調整するのは避けてください。
一般の人からしてただでさえ目立つ車ですので、行動には自分だけでなく痛車オーナー全員の責任がかかると思ってください。
通報などがあれば、次回からイベントが開催できなくなったり当日急遽解散命令が出てしまう可能性もあります。
痛車エントリー
痛車のエントリー方法はイベントによってさまざまです。
事前に画像で審査されて認可受けた場合のみエントリー受け付ける場合や開催日何日前までエントリーを受け付ける場合など。
また、車両の規定が別途設けてある場合もあります。
エントリーを考えている場合事前にエントリー方法を調べ十分余裕をもって参加するようにしましょう。
ロケについて
ロケとひとくちにいっても様々な形態を指すことがあります。
ここではイベント会場やスタジオ以外の撮影を広くロケと定義いたします。
自宅ロケ
宅ロケと言ったり、また場合によっては自宅での撮影はロケに含めない考え方もあります。
今回は広い意味でロケの枠内に組み入れて注意点を書きましょう。
自宅での撮影は誰かの許可をとる必要もないし、家具などを自由に配置したり思いのほか撮影するのが気軽にできます。
他の人に迷惑かからないのだから注意事項も何もないんじゃないの?そう思われるかもしれません。
自宅ロケする場合には、自身の身ばれを一番に注意しなければなりません。
身元のばれるものを撮影場所に置いてませんか?
記念品でもらった置物や個人名や住所が書いてある物が写り込みませんか?
近所の建物が写っていませんか?
その辺を十分に注意しましょう。
野外ロケ
通常単にロケとさす場合にはこちらを指すことが多いです。
野外ロケはすごく魅力もありますが、すごく危険でもあります。
レイヤーさんによっては「ロケ」という単語自体に嫌悪する人も中にはいます。
ロケする場所はたいていの場合、不特定多数が訪れる場所です。
誰に見られるかわからない場所です。
奇異の目で見られたり、ナンパや冷やかしなど声をかけられたり、通報されたり、もっと危険なことが起きる可能性もあります。
それらを十分承知の上でできるだけの対策をして行う必要があります。
また、逆に「人目につきにくい場所だから」と安心している人もいますが、
人目につかない=誰も助けに来ない場所であることを十分認識しましょう。
危険性以外では、ルールとマナーが重要です。
ロケにはイベントとは違い誰かが作ったルールというものが存在しません。
厳にするも自分次第です。
ですが、それが誰にでも通じるってわけではもちろんありません。
他の人から見てマナー違反だと思われるような事は行わないように十分考えた上で行動しましょう。
特に重要だと思われるのが場所の使用許可。
日本国内において「所有者」が無い土地は一切ありません。
個人だったり、法人だったり、市町村や国だったり必ず所有者がいます。
撮影で使用したい場合は所有者か管理者、場合によっては両方の許可を取って撮影するようにしましょう。
公園、森、ビルの屋上、港・・・・さまざまなロケーションがあります。
公園であれば国や地方自治体が所有・管理しています。
地方自治体であればその地区の役所の建設課や公園課に必ず連絡をいれ許可をもらってから使用しましょう。
森であれば森林組合、国、そして個人の所有であります。
ビルの屋上であればそのビルの管理者が必ずいます。
それらに無断で撮影することはマナー違反であると同時に、厳に言えば法律違反になります。
公園で無断使用すれば都市公園条例違反、ビルの屋上でいえば不法侵入。
その他諸々適用されることがたくさんあります。
また、1人がそのように使用したため、他の人も「使っていいんだ」と真似をするかもしれません。
個人的発言になりますが、イベントや撮影会を何度か主催しているので様々な事を耳にします。
施設に使用申請をお願いしに行くと「不正使用した方がいるから許可を出さないことにした」と言われることもありますし、レイヤーさんやカメコさんから「あの場所でコスプレしてた人いたけど、使っていいの?」と問い合わせが来ることもたくさんあります。
もし誰かが使っているところを見たとしても、イコール使っていい場所とは限りません。
また、誰かが許可貰えた場所だからといって自分も使えるということにもなりません。
時の判断により、許可がおりるか許可がおりないかは変わってきます。
くれぐれも「誰かが使ったから」という安直な考えで使用しないでください。
申請しても許可おりないから申請しないで強引に撮影しよう!なんてことは論外です。
同じ場所はむりでも、同じような場所を探す努力するのも、私たちコスプレを楽しむ人の別の楽しみ方ではないでしょうか?
インターネット上のルール
最近顕著なルール&法律違反
個人や企業の掲示板サイトに極めて悪質な書き込みをする人が増えています。
それはとても人間として恥ずかしく、最悪・卑劣な行為です。
ネット上は、一種の匿名性があるため、あることないこと書きつられる方が大勢います。
そこが大きな勘違いを招いています。
匿名だから何を言ってもいいのか?
自分の名前がばれないから悪口言っても許されるのか?
答えはNOです。
インターネットプロバイダー法により、すべてのアクセスについてはプロバイダーが過去ログを保存し必要とあれば開示することができます。
つまり、本当の意味では【匿名ではありません】。
また、そういう意識が薄いせいか、軽々しく人を貶めたりする言葉をかきつらねている人がいます。
日本国にはたくさんの法律がある、法律社会といっても過言ではありません。
掲示板に書いた言葉が真実であるか、虚偽であるかの如何を問わず 「風説の流布」による「名誉毀損」というまぎれもない法律違反となり得ます。
イベント参加のマナーも大事ですが、くれぐれも不法行為をしないよう皆様には強くお願い申し上げます。
(※真偽を問わないとは。例えば頭髪が無い人を「あの人はハゲだ」と言っても悪い事だというのは誰でもわかりますよね?つまり真実でも【本人が遺憾に思った言葉はすべて】名誉毀損になるのです。)
晒し、叩き行為はいかなる場合においても許されることではなく、重大な犯罪行為であることを自覚ください。
特に「最悪板」と呼ばれる場所においても、【法律の適用】は一切変わりありません。
本名・メールアドレス・電話番号は当然としてもコスネーム、ハンドルネームを示しても個人情報の漏洩、個人の特定による名誉毀損に当たります。
なお、一部【伏せ字にしたり漢字を変えたり当て字にしても同様】です。
執拗な悪口、陰口、叩き行為は、相手の心を殺します。
近年、自殺者が年間3万人を超えています。
この数は交通事故で亡くなる人より遙かに多い数です。
その傾向はウナギ登りのように、毎年着実に増えています。
どうか、あなたも自殺に追い込む「殺人者」にならないように、言葉と場所は選んでお使いください。
少人数で会場を贅沢に使える個人主催の撮影会が盛んに行われております。
大抵は口コミでお知り合いの方、身内同士の方での撮影会するが主になっています。
多くの撮影会の場合、一般には公表せず、お互いに撮りたい人達、身内の方達のみの撮影会が主流です。
このような性質から、一般からの募集は受け付けていないのが基本ですので
どこからか撮影会の話を耳にしても、関係者様(参加者)筋からお誘いを受けていない限り、【問い合わせない】のが常識です。
突然参加したいと申し出られても他の参加者にご迷惑が掛かりますので、絶対におやめ下さい。
なお、SNSの掲示板などに「参加者募集中」などと書いて公表している撮影会については、その記事の内容をよく読み、
募集要項を理解した上で、記載されている連絡先にお問い合わせ・お申込みをしてください。
申込み後、やむをえない事情で参加を辞退される場合は、可及的速やかに主催者様にお伝えしましょう。
会場使用料を既に支払っている場合が多いので、場合によっては不参加になっても使用料の分担分をお支払いするようにしましょう。
(料金については主催者様の判断に委ねましょう。「参加費は要らないよ」と言われない限り支払うのがマナーです)
撮影会のルールなどについては各自お決めになっておられると思います。
それ以外の部分で、特に守っていただきたい事があって書かせていただきます。
★撮影会場の許可について
撮影会を開かれる場合、その場所について色々な場所が御座いますが。
公共施設の場合はその施設や役所などに窓口がありますが、申請する際には必ず「コスプレ撮影会」である事をお伝えになってください。
用途を隠したり偽ったりして会場を借りることは違法行為(刑法による虚偽記載)に当たりますし、今後他の方も使用できなくなる恐れがあります。
場合によっては資料の提供を求められる事もありますので、綿密な準備と計画を立てて申請なさるようにしてください。
★会場の清掃・撤収について
■会場の使用許可を得た時間には「片付け」の時間が含まれております。
例えば17時まで借りている施設だったら、17時までには片付けを終えて、まっさらな借りる前の状態にして施設にお返ししなければなりません。
お着替えに1時間かかるのでしたら、16時より前には撮影を辞め、全員が17時前には退室できるようにスケジュールを組んでください。
■また、多くの施設は「清掃した上で返すこと」となっております。
時間前に終わっても、掃除もせず使いっぱなし(ウイッグの毛が落ちてたり、化粧の粉がよく落ちてたりします)をそのままにして返す事は絶対におやめ下さい。
(化粧するスペースにはレジャーシートなどを敷いて置くと良いかもしれませんね)
■どこまで清掃しなければならないか、事前に施設の人と打ち合わせをし、必要あれば清掃道具を持参の上で使用してください。
清掃時間がどれくらい掛かるか十分に考え、撮影時間を決定しましょう。
例:施設を借りた時間9:00〜17:00であれば、撮影終了時間15時半、着替えは16時まで終え、17時まで1時間清掃 など。
■たむろ防止
お借りした会場施設から時間通りに出ても、会場前に大勢でいつまでもたむろしていて困っているという話を良く聞きます。
特に閑静な住宅街にある施設では、複数人がたむろしていると近隣の住民が不安を感じたり、話し声がうるさくて困ったりして施設に苦情を言ってくる場合があります。
施設を使用後に施設に迷惑を掛けるような行為は謹んで下さい。
打ち合わせや立ち話は、一旦移動してから行うようにしましょう。
■ゴミは持ち帰る事を徹底させてください。
施設によってはゴミ箱が設置されておりますが、撮影会で出たゴミは施設のゴミ箱に捨てずに持ち帰るようにしてください。
各自に持ち帰りを徹底できないならば、主催者様が責任を持って持ち帰るように心がけましょう。
ゴミの持ち帰りの徹底の理由ですが、コスプレ撮影会で出るゴミは通常の施設使用で出るゴミとは多くの場合が異なります。
化粧後のコットンであったり、お化粧の匂いが強いゴミが多いのが特徴です。
ゴミ箱やお部屋に化粧品の匂いがうつったりしないように配慮していくのがモラルです。
■備品は大切に
施設の備え付けの物を使用する場合は十分に丁寧に扱いましょう。
茶碗はお茶を飲む物です。小道具として使用する事もあると思いますが、中に飲み物で無い物を入れたりすることは絶対辞めましょう。
机やテーブルは物を書いたり、食事を取ったりする物です。上に立ったり座ったりする事は辞めましょう。(不衛生です)
■コンセントの使用について
施設のコンセントは無断で使用しないで下さい。
多くの施設では「電源使用料」という施設使用料金があります。
事前に使用可能か問い合わせをし、使用する場合は使用料を支払ってお使い下さい。
無断での使用は「盗電」という罪になります。(万引きと同じです)
なお、使用料がかからない(無料)の施設もありますが、必ず一言コンセント使わせてくださいと施設の方に申し出てください。
■冷暖房機器の使用について
エアコンやヒーターなど、当日の気温によっては使用する場合もあると思いますが、必ず事前に打ち合わせしましょう。
当日変更する場合も、当日施設の担当者に問い合わせて(場所によっては管理人のみが操作可能)使うようにしてください。
スイッチ入れれば点くからといって、許可無く冷暖房機器を操作することはお止めください。
多くの施設では、冷暖房使用料を別途料金徴収しています。
無断での冷暖房使用は、この料金を支払い逃れする行為に当たります。(料金踏み倒しと同じです)
★最後に
様々な場所、施設は様々な使用目的で、沢山の人が利用する場所です。
後から利用する一般の方のご迷惑になる使い方は辞めましょう。
例えば茶室は本来茶道に使われる設備です。
化粧品の匂いが染み付いた場所ではお茶の香りを楽しんだりする事ができません。
そういう場所を「特別に使用許可」を得られた場合は、使う前以上に綺麗に清掃してお返しする。
(畳の目地まで細かく清掃する事)
「ちゃんと綺麗に使って返してくれるならまた貸してもいいよ」と思われるような使い方をしていきましょう。
加筆修正のご意見ご感想お待ちしております。
引用は自由としますが、できたら一言メッセージいただけると嬉しく思います。
©アニメ文化祭実行会